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お金をかけずに手軽に紫陽花を楽しむには? 長持ちさせるコツ

5月から6月ごろにお花屋さんの前を通ると、よく目に留まるのが紫陽花です。小さな花が集まっている紫陽花は、1本でも花束のような華やかさがあり、魅力的な花ですよね。その分、ボリュームのある花だからこそ高そうな花に見えてしまい、なかなか手に取れないという人もいるかもしれません。でも紫陽花は、花代は月1000円と決めている筆者でも買えるお花です。こちらでは、紫陽花を自宅に飾った感想や、おすすめポイント、長持ちさせるためのコツをお伝えします。

目次

梅雨のジメジメも吹き飛ばす紫陽花

梅雨は家の中がジメジメしていて、ベタつくフローリングにテンションが下がる季節。そのような気分が乗らない6月でも、紫陽花がリビングにあると部屋の中がパッと明るくなり、暗い雰囲気も吹き飛ばしてくれます。紫陽花の季節である5~6月ごろなら、お花屋さんやホームセンターで、さまざまな品種や色合いのものが出回るので、何度購入しても飽きが来ない花でもあります。

紫陽花の種類や色はどのようなものがある?

紫陽花といえば、よく遊歩道やお寺、庭先などに水色や紫の花のものが植えられているイメージですよね。寒色系の色合いに、四角い4枚の花びらからなる小花がいくつも折り重なり、花束のようになっているものをイメージされていると思います。お花屋さんやホームセンターの園芸コーナーに行けば、イメージ通りの紫陽花が手に入るでしょう。しかし、農家さんの努力により品種改良が進んだいまでは、紫陽花にはさまざまな色や形のバリエーションがあります。定番寒色系以外にもピンクや白、黄緑、アンティークな雰囲気の秋色のものまで。幅広い色を楽しめるだけでなく、色がクラデージョンしているものや、成長の過程で花の色が変化する品種もあるので自分好みの色合いのものが見つかります。

また、花びらも丸くて可愛いタイプや、ふんわりした八重咲きタイプなどもあるため、「これ、紫陽花?」と疑ってしまうほど従来のイメージを覆す可愛い品種もありますよ。好みの紫陽花を探して売られているものを眺めるだけでも、楽しい時間を過ごせるでしょう。

手軽に楽しみたいなら切り花の紫陽花を買おう

紫陽花はお花屋さんやホームセンターで購入できます。長く楽しみたいと鉢植えのものを購入する人も多いと思いますが、月々の限られたお小遣いの中で気軽に購入できるものを選びたいのであれば、鉢植えよりも切り花の紫陽花がおすすめです。その理由は、鉢植えですでに花が咲いているものを購入しようと思うと、2000円以上はかかってしまうからです。2000円以下のものでも紫陽花の鉢植えは販売されていますが、花がついていない苗のものだったり、ボリュームが足りないものの可能性があります。また購入後は植え替えや土の片付け、水やりなども面倒で、放置していると枯らしてしまうこともあるでしょう。

すでに花が咲いていてあまり手がかからず、自宅の中で鑑賞したいだけなのであれば、お花屋さんで売っているような切り花の紫陽花がおすすめです。水をこまめに変えてあげれば2週間ほど保ち、梅雨の季節に十分楽しめます。金額も小ぶりなものなら1本300円からあり、高くても1000円ほどで購入可能です。ボリュームがあり見栄えがいいものだとやはり安くはありませんが、鉢植えと比べると手頃な金額で、それなりのサイズのものが買えるでしょう。

紫陽花を自宅に飾ってみた感想

5月に入り、パートで働いているお花屋さんでもよく紫陽花を目にするようになったことから、私も紫陽花を購入して自宅に飾ってみることにしました。店先には紫やピンクの鮮やかな紫陽花があり、どれにしようかかなり迷いましたが、黄緑と水色のミックスが可愛い紫陽花が目に飛び込んで来ました。梅雨に入り、最近では毎日気持ちが落ち込み気味だったので、「この爽やかな色合いの花に癒されたい。何より可愛いくて淡い色合いが私好み!」ということで、こちらの紫陽花を購入しました。

帰宅後、早速花瓶に入れてキッチンに置いてみたところ、その存在感と華やかさに気分がUP。ジメジメした部屋の中も明るくなった気がするし、たった一本でも存在感はバッチリです。ジメジメして料理をする元気も起きなかったけど、気分が上がるので梅雨も乗り越えられそうな気持ちになります。そして1週間ほど花を楽しんでいたら、紫陽花のある変化に気づきました。

「あれ、なんか紫色になった?」

紫陽花をリビングに飾って1週間ほどたったころ、色が変化していたのです。購入時に撮影した写真と見比べても一目瞭然。紫陽花は「マジカル」という色の変化が楽しめる品種もありますが、基本的に切り花の色が変わることは無いはずです。そのため、花の中心部分がほんのり紫に色づいて雰囲気が変わってきたことに驚きました。

こちらは更に4日後の写真です。驚くことに青色がより鮮やかになり、真ん中の小さな蕾のようなものが開き、また見た目が変わったのです。爽やかな見た目だったところから、華やかでエレガントな花になり、2週間ほど毎日飽きずに鑑賞できました。後日、「色が変わったよ」と同じお花屋さんで働く先輩にに報告してみても、「なんで変わったんだろー?」と驚いていました。色が変化した理由は分かりませんが、紫色の花に成長途中の紫陽花だったかのかな?と考えています。なんにせよ、一度で2度楽しめたこともあり、ますます紫陽花の魅力にハマりました!

切り花の紫陽花を長持ちさせるコツ

切り花の紫陽花を購入して家に帰ったら、まずは水をよく吸い上げるようにするため、一番下の茎の部分を斜めにカットし、中の白い綿をかき出しておきます。包丁やナイフで斜めに切るときは、手も切らないように注意してくださいね。また、数日に1回は水を吸う部分を少し切り、新しい切り口からまた水が吸えるようにしてあげると、より紫陽花を長持させることができます。加えて、花瓶の水はこまめに変えて、バクテリアが繁殖しないようにしましょう。紫陽花の花は乾燥に弱いため、花びらが乾いてきたら霧吹きで水をかけてあげるよより鮮やかな状態を保てます。

月1000円以下で楽しみたいなら花のサブスクもおすすめ

お花は飾りたいけどお花屋さんが家の近くにない人や、普段お花屋さんの前を通ってもお店には入らないという人でも、毎月自宅にブーケが届くお花のサブスクを利用するのもオススメです。月々1000円以下から始めることができるプランもあるので、誰でも気軽に始められますよ。お花の入ったパックをポストに投函してくれるので受け取りの手間もかからないし、食卓に毎月新しい花を飾ることができます。届いた花はすぐに飾れるブーケになっているので、花を生けたことがない人でも可愛く飾れるのも嬉しいポイントです。お花は好きだけど、お花屋さんに入るのも花を選ぶのもハードルが高いと感じる人にこそ便利なサービスだと言えます。

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